楽天ポイントは一日あたり１０００ポイントをANAマイルに交換することができますが、
手間がかかるため、おすすめしないという内容をよく見かけます。
今回は、果たして楽天ポイントをANAマイルに交換する価値はあるのか
これについて解説していきます。
結論から言うと、
- ほとんどの人にとってANAマイルに交換する価値がある
- 手間はかかるが、最低でも時給４万あるような人でない限り手間以上の価値が生み出せる
- 今週のトクたびマイルを使えば特典航空券で損することはあり得ない
このようになります。
手間をかけてでもANAマイルに交換する価値は十分にあります。
個人的には他の人が非推奨している方法なので、
逆に取ると他の人よりもANAマイルを増やせるチャンスだと考えています。
それでは解説していきます。
楽天ポイントからANAマイルの交換詳細
楽天ポイントは、２ポイントを１マイルの比率でANAマイルに交換することができます。
交換できる割合は５０％になりますね。
これは楽天ポイントだけでなく他のポイントも似ています。
ここでは詳細は控えますが、だいたいマイルには５０％程度の割合で交換できると考えていいでしょう。
楽天ポイントに関して問題になってくるのが、
楽天ポイントは一日に交換できるポイントに上限があることです。
その他のポイントでは持っているポイント全額をマイルに交換することが普通にできるのですが、
楽天ポイントでは、１日あたり１０００ポイントまで、
１日の交換で５００マイルしかANAのマイルを増やせません。
さらに、１ヶ月あたりでは２００００ポイントまでしか交換できないため、
１ヶ月につき、３０日または３１日のうち２０日分しかマイルに交換できないことになります。
| ポイント、マイル | １日あたり交換できる ポイント、マイル | １ヶ月あたり交換できる ポイント、マイル |
|---|---|---|
| 楽天ポイント | １０００ポイント | ２００００ポイント |
| ANAマイル | ５００マイル | １００００マイル |
以上の内容をまとめると上の表のようになります。
毎日交換手続きしないといけないからめんどくさくてやらないという人がほとんどです。
しかし、果たして本当にANAマイルを交換するのは愚策でしょうか？
この後の記事で書いていきます。
交換すべきか考える前に、ANAマイルの価値について
さて、これから楽天ポイントからANAマイルに交換すべきかについて解説していくわけですが、
その前に前提としてANAのマイルはどれだけ価値を生み出せるかについて見ていきましょう。
楽天ポイント２ポイントを１マイルに交換するわけですから、
単純計算で１マイル２円以上の価値がつかないと損するわけです。
さて、今回は
- 羽田ー福岡間
- 羽田ー伊丹間
この２区間について最も価値の低くなるケースに基づいて解説していきましょう。
そのため、２週間後の予約について、
現金で払う運賃は最も安いバリュー料金、
特典航空券はハイシーズンの最も高いマイルを採用します。
最も価値が低いケースで１マイル２円を超えていれば損することはないわけですからね。
羽田ー福岡間
ハイシーズンでのこの区間で必要なマイルは片道９０００マイルです。
かなり高いのですが、そもそもこの区間では運賃もそれなりに高いです。
この区間のバリュー料金で最も安かったのが、
片道３１８００円でした。
これに基づいて１マイルあたりの価値を計算すると、
１マイルあたり3.53円の価値ということになります。
peachで比較してもいいのですが、条件が違うのでここではしないことにします。
これだけでも１マイルの価値は楽天ポイントの量を上回っています。
これだけでは安易に判断し過ぎなので、もう一つ例を見てみましょう。
羽田ー伊丹間
なぜこちらの区間にするかというと、
羽田ー福岡間と必要になるマイルが異なる区間であるからです。
羽田ー福岡間は９０００マイルなのに対し、
こちらの区間は片道７５００マイルになります。
少し安い分運賃も安いと考えられます。
運賃は２週間後、約１５０００円という結果でした。
１マイルの価値は、２円ほどになります。
まさかのほぼ等価値だったのですが、これは一番悪く取ったときの話です。
マイルがもっと安いシーズンになれば必要なマイルも減ります。
個人的にすごく謎で、運賃はシーズン関係なくほとんど変わらないのですが、
特典航空券の必要マイルはシーズンごとに大きく変わります。
ハイシーズンでなければ確実にもとが取れます。
それではここまでの内容を踏まえて楽天ポイントを交換すべきかについて解説します。
楽天ポイントをANAマイルに交換すべきか
ここで考えるべきなのは、楽天ポイントをそのまま使った場合と、
特典航空券に交換して使った場合の価値の差になります。
こちらの表をご覧ください。
| 利用区間 | 楽天ポイントとして 利用したときの価値 | ANAマイル としての最低価値 | マイルの価値の差 |
|---|---|---|---|
| 羽田ー福岡間など | ２円/マイル | 3.53円/マイル | 1.53円/マイル |
| 羽田ー伊丹間など | ２円/マイル | 2円/マイル | 0円/マイル |
この表を見てもらえればわかる通り、
ANAマイルとして交換した場合、
最低でも楽天ポイントのもとが取れ、1マイルについて1.5円ほどの差が生まれることもあります。
ここでは1マイル1.5円の価値の差が生まれている羽田ー福岡間の場合について考えてみます。
1マイルで1.5円の差がつくということは、
楽天ポイントの1回の交換で交換可能な500マイルは、
1.5 ×500 ＝750円 楽天ポイントとしての利用より価値が上がることになります。
こちらは楽天ポイントをANAマイルに交換するページになります。
だいたい1分もあればこの入力作業を完了させることができるので、
仮に毎日1分60回この作業をしたとすると、
時給にすると、７５０×６０＝３８０００円の価値が出ることになりますね。
果たしてこの価値以上に稼げる人はどれだけいるでしょうか？
時給４００００円近く稼げる人なんてそうそういませんよね？
ぼくなんて時給１０００円のバイトしかしてないですからね。
ここでは最低これくらいの価値が出るという話でしたので、
シーズンを選んで交換すればもっと高い価値だって出せるわけです。
もしこれで交換しまくって国際線のファーストクラスにでも乗れば
時給は１０００００円を超えるでしょう。
果たしてこれでもANAマイルに交換するのは微妙と言い切れるでしょうか？
もし今週のトクたびマイルを使ったら
ANAには今週のトクたびマイルという、
通常の特典航空券に必要なマイルより安いマイルで乗れるキャンペーンがあります。
これもシーズンによりますが、おおよそ４０％〜５０％安いマイルで乗ることができます。
単純に考えたら、マイルの価値は1.6~2倍になりますよね？
通常の航空券との価値の差をグラフにしています。
その差は歴然としています。
羽田ー福岡間での１マイルあたり３．５３円だった場合、
もともと１．５円ほどであった楽天ポイントとの差は５円にまで広がります。
１マイルあたり５円の差がつけば、
１時間あたりの交換作業でも１５万円ほどの価値がつくわけです。
トクたびマイルはANAマイルを貯める上で
最も有用な使用手段の一つだと言えます。
ぼくは楽天ポイントをANAマイルに交換して、トクたびマイルで旅行する専用に使っています。
非常にお得になるのでオススメです！
今週のトクたびマイルのサイト https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/wa_t/
ANAマイル交換用に楽天ポイントを貯めるなら楽天スーパーDEAL
最後に、もしANAマイル用に楽天ポイントを貯めるなら何がおすすめかについて書いて終わりにします。
タイトルにもある通り、
楽天スーパーDEALは楽天市場でANAマイルを貯めるなら確実に利用すべきです。
なぜならスーパーDEALならANAマイルに交換可能な
楽天ポイントの通常ポイントが獲得できるからです。
楽天はSPUと呼ばれるポイントアップシステムが存在するのですが、
残念ながらそれによってもらえるポイントは
期間限定ポイントと呼ばれるANAマイルに交換できないポイントなのです。
それに対し、スーパーDEALでは、最大５０％の通常ポイントが獲得できるため、
マイルの一攫千金が可能です。
５０％の通常ポイントが手に入るのであれば、
２５％相当のANAマイルになるため、場合によっては航空券で元を取る事も全然できます。
羽田ー福岡間でトクたびマイルを使えばもとがとれますね。
非常にもとが取りやすいのでかなりおすすめです！
前牛丼の詰め合わせセットみたいなの買ったんですが、それで３０００マイルほどつきましたね。
まとめ：楽天ポイントはANAマイルに交換する価値あり 手間を掛けても交換すべき
今回は、楽天ポイントをANAマイルに交換すべきかについて解説してきました。
ANAマイルに交換すれば楽天ポイントして使う以上の価値が出ることはほぼ確実です。
多少の手間はかかりますが、手間に見合う対価が得られるため、
時間をかけてでも交換する価値は十二分にあると思います。
ぜひ楽天ポイントをANAマイルに交換してみてください。
それでは今回もありがとうございました！
楽天ポイントをANAマイルに交換するサイトはこちら
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