JALカードnavi国内線特典航空券は今でもお得?3年使った学生マイラーが解説

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JALマイル使い方

2022年、日本航空は2023年以降の特典航空券の設定について衝撃的な発表を行いました。

特典航空券の必要マイルの変更、そしてフライトの変更ができなくなったことです。

これと同時に発表されたのが、JALカードnaviの特典航空券の変更です。

一見使いづらくなったように感じるJALの特典航空券ですが、果たしてこれからもお得に使えるのでしょうか?

今回は、このJALカードnavi特典がどのように変わったのかについて解説していきます。

結論から申し上げると、

  • これまで一律3,000マイル → 2023年度以降は基本マイルの50%
  • 空港利用料 これまではマイルで支払い → 23年度以降は現金払いへ
  • 乗り継ぎが特典で予約できるようになり利便性はかなり向上
  • これからもお得であることには間違いない

このようになります。

必要なマイル数が増えることはたしかに痛手ではあるんですが、それでも十分お得なのでこれからも十分使えると言って間違いないでしょう。

今でも十分お得な一枚なので大学生は作っておいて損は全くありません。

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JAL国内線特典航空券の変更内容

まずはnaviに限った特典ではなく、JALの国内線の特典航空券全体の変更点について解説します。

2023年4月12日以降の予約分からJALの国内線特典航空券は大きく内容が変わります。

ここで記載している内容はnavi特典の割引ではなく、あくまでも誰でも予約できる特典航空券の枠です。

大まかな変わる内容としては、

  • 特典の必要マイルがAゾーンからGゾーンの段階制になり、片道4,000〜10,000マイルの範囲になった
  • 特典枠の席が埋まると特典航空券プラスが適用され、通常よりも高いマイルで予約できる
  • 特典航空券が変更不可になるが、キャンセル料が1,000円まで下がる
  • 乗り継ぎをしないと行けない場所でも予約でき、必要なマイルも1区間利用のマイル数とあまり変わらない
  • 以前まで空港施設使用料がマイルで取られていたが23年度以降は現金で取られる

だいたいこんな感じです。

この内容についてはいずれ別で解説したいと考えていますが、私としてはそこまで悪い内容ではないと考えています。

いつでもフライトを変更できなくなるのはかなり痛いですが、一度予約すればそのまま乗る方がほとんどではないでしょうか?

仮にどうしてもいけなくなっても1,000円払えばどうにかなるので、セール運賃などの一切キャンセルできない運賃と比べると特典航空券のメリットは大きいと言えます。

JALカードnaviはどう変わるか

さて、これまでは国内線の特典航空券がどう変わるかについて見てきましたが、肝心のJALカードnaviによる特典航空券はどう変わるのでしょうか?

JALカードnaviで変わる点としては、

  • 必要なマイル数が以前は一律3,000マイルだったのがこれから基本マイルの半分になる
  • 夏休みや連休などの需要が多いときでもnavi特典が使える
  • Webでしか予約できなかったnavi特典がJALアプリでも予約できるようになる
  • 変更不可になる

navi特典の変更点としてはこのようになります。

必要なマイル数が一律3,000マイルから基本マイルの半分になる

以前まではJALカードnavi特典では必要マイルがどこに飛んでも3,000マイルでした。

正直コレは他に例を見ないとんでもない特典で、ANAや他の海外の航空会社も寄せ付けないピカイチの特典でした。

さすがにこんなにうますぎる特典が永遠に続くことはなく、これからは通常必要なマイルの1/2が必要になります。

通常必要なマイルは4,000〜10,000マイルですので、その半分の2,000〜5,000マイルが必要なマイル数ということになります。

必要マイル数ごとの主な区間をまとめたものが下の表になります。

必要マイルについてはこちらで詳しく解説しています。

使われることが多いであろう区間は3,000〜4,000マイルの間にほとんど集結しています。

強いて言うのであれば東京ー沖縄間は4,500マイルですが、東京沖縄はかなりの人気路線で4〜5万円したりと高いこともあるのでお得感はかなりあります。

以前までは3,000マイルだったため少し必要なマイルが増えていると考えるかもしれませんが、空港施設利用料と呼ばれる税金みたいなものがマイルから現金になったため、マイルの支出としては実はそこまで変わりません。

むしろ乗り継ぎができるようになったため改善であるともいえるかもしれません。

夏休みや連休などの需要が多いときでもnavi特典が使える

navi特典は今まで夏休みやGWなどの繁忙期には予約できなかったんですが、23年度以降は期間のしばりがなくなったので、GW、夏休みも利用可能になりました。

GWの人の動きが大きい時間帯は取れない便が多いですが、少し時間をずらせば取れるものも多いです。

こちらはほんの一例ですが、2023年4月30日、GWの真っ最中に見た連休中の空き状況です。

5月1日は平日ですが、朝早い便などは空きが普通に出ています。

夏休みの予約についても、navi特典が直前でも利用できる可能性は高いです。

どうしても取りたい日時がある場合は、こちらの公式サイトで特典航空券がいつ予約開始になるのか見ることができますので、連休中などの予約を狙っている方はチェックしてみてください。

国内線特典航空券 予約開始日のご案内 - JALマイレージバンク

Webでしか予約できなかったnavi特典がJALアプリでも予約できるようになる

地味にうれしいのがこれです。

以前まではnavi特典で予約するときはブラウザのショボい予約サイトから予約する必要があったんですが、 23年度以降のnavi特典はアプリでも予約できるようになります。

仮に旅行中に予約したいというときでもアプリから簡単に予約できるようになるのでこれは改善といえるでしょう。

予約した便の変更ができなくなる

これはnavi特典に関わらずすべての特典航空券にいえることですが、23年度以降はフライトの変更が一切できなくなります。

もし同じ日でも違う便に変えたいという場合、一旦キャンセルして取り直す必要があります。

今まで特典を使って変更をたくさんしていたという方には改悪だと考えるかもしれないですが、

私としては変更ができなくなるからと行って大改悪とまでは行かないと考えています。

なぜならそのぶんキャンセル料が1,000円まで値下げされるからです。

特典航空券の変更が発表された当時はキャンセル料も変わらないことになっていたんですが、

おそらく批判が多かったのでしょう。

追記でキャンセル料が変わることが明記されました。

もし旅行を中止するとなったとき、今までなら一回のキャンセルで3,000円を払わないとマイルが戻りませんでした。

3,000円払って3,000マイル払い戻すってなんとも言えないですよね。

それがこれから1,000円になるので個人的には改悪とは思っていません。

むしろ行けるかいけないかわからないというときに最悪往復2,000円の出費で済むので考え方によっては改善ともいえるかもしれません。

これからもJALカードnaviは使えるか

さて、最後にこれからもJALカードnaviが使えるのかについてまとめます。

個人的には、これからも国内旅行で最強のクレカであることには変わらないと思っています。

今回の変更により必要マイルは確かに増加しました。

ただ、増加したとはいえそこまで大きく変化したわけではありません。

例えばドル箱路線である福岡ー東京間では以前までは3,470マイル必要だったのが来年からは4,000マイルになります。

今までのマイル数から500マイル増えた程度です。

正直これまでが頭おかしかったレベルで、23年度以降がむしろ普通に戻ったという感じです。

どっちにしてもかなりお得に予約できることに変わりはありません。

さらに、今回の変更により乗り継ぎも一回の予約でできるようになりました。

これはすなわち、2回飛行機に乗らないといけない場所でも最大5,000マイルで予約できるということです。

私が住んでいる福岡は、発着する空港こそ多いですが少し地方になると路線が伸びていない場所が多くあります。

そんな場所でも東京経由などすることでほとんどの目的地に4,000マイル程度で行けるようになります。

福岡で言えば、JALに直行便のない函館や小松(金沢)などに行けるようになるので大きく移動可能な場所が広がります。

東京住みだとほとんどどこでも飛んでいるので恩恵は少ないかもしれませんが、福岡やその他の地方に住んでいる場合はかなりありがたいですよね。

このように、JALカードnaviによる特典航空券の割引はこれからもマイルで旅行するには非常にお得な一枚であることには変わりありません。

そもそも国際線の特典航空券割引は来年度以降も変わりませんから、JALカードnaviを手離す理由はまずないでしょう。

まとめ:JALカードnaviは23年度以降も最強

今回は、JALの特典航空券の変更によりJALカードnaviの特典はどうなるのかについて解説しました。

結論をまとめると、

  • JALカードnaviの特典航空券割引はこれからもお得であることに変わりはない
  • 必要マイルは増えるがほとんどの路線で増えても1,000マイル程度
  • 乗り継ぎができるようになるので地方に住んでいる人からするとかなり利便性が向上する

このようになります。

結局JALカードnavi割引の最強伝説はこれからも続くと言っていいでしょう。

JALカードnaviは学生のうちに使えるとんでもない特権ですからこれからも余すことなく活用していきましょう。

それでは今回もありがとうございました。

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