こんにちは!ロクです。
ついにもうすぐやってきます。
楽天カードでの公共料金の支払いでもらえるポイントが低くなります。
具体的には、
5月31日までは100円(税込)で1ポイントだったのが、
6月1日より500円(税込)で1ポイントに、大改悪です。
今まで楽天カードで公共料金を払っていた人は、
今すぐにでも支払い方法をちがうクレジットカードに変更してください!
これを見てもらえると、
- なぜ楽天カードで公共料金だと損するのか
- なんで楽天カードはこんなに改悪が多いのか
- 楽天カードの代わりとなる新しいクレジットカードは?
これらがわかります。
それでは解説していきましょう。
楽天カードの改悪内容
楽天カードが6月1日より改悪されます。
以前までは、公共料金の利用では100円で1ポイントが付与されていました。
それが2021年6月1日より、500円で1ポイントになります。
還元率はもともと1%だったのが、0.2%まで下がります。
0.2%というと、高金利の銀行の預金金利並みのレベルです。
楽天カードで支払うと還元率が下がる支払先は以下のようになっています。
還元率が下がる公共料金(楽天カードより引用)
小売電気事業者
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力エナジーパートナー
- 中部電力
- 北陸電力
- 関西電力
- 中国電力
- 四国電力
- 九州電力
- 沖縄電力
小売ガス事業者
- 北海道ガス
- 仙台市ガス局
- 東部ガス
- 東彩ガス
- 武州ガス
- 東京ガス
- ニチガス
- 京葉ガス
- 静岡ガス
- 東邦ガス
- 北陸ガス
- 大阪ガス
- 岡山ガス
- 広島ガス
- 四国ガス
- 西部ガス
- 日本ガス
水道事業者
- 札幌市水道局
- 仙台市水道局
- さいたま市水道局
- 東京都水道局
- 神奈川県営水道
- 川崎市上下水道局
- 横浜市水道局
- 浜松市上下水道
- 名古屋市上下水道局
- 京都市上下水道局
- 大阪市水道局
- 神戸市水道局
- 福岡市水道局
税金
- 自動車税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 法人税
- 地方法人税
- 贈与税
- 源泉所得税
- 住民税
その他
- 国民年金保険料
- Yahoo!公金支払い
僕は公共料金の支払いに楽天カードは使っていなかったのですが、もし使っていたとしてもこれで払い続ける予定はなかったと思います。
今まで楽天カードで公共料金を払っていた人がこれからも払い続けると、継続的にもらえるポイントを損し続けます。
知らないと何も意識せずに少しずつポイントがたまらなくなるので、これを見ている方で公共料金の支払いを楽天カードにしている人は今すぐにでも支払い方法を変更しましょう。
楽天カードで払い続けるとどれだけ損する?
では、楽天カードでもし、払い続けた場合どれだけ損するのか考えていきましょう。
総務省統計局の調査によると、2020年の2人暮らし世帯の月平均の水道、光熱費は21836円でした。こちらのデータですね。気になった方は見てみてください。淡々とデータが並べられていて面白いですよ。
参照:http://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html#time2
さて、もしこの料金をこれからも楽天カードで払い続けたとしましょう。
1ヶ月あたりのポイントによる損失は、
以前までは218ポイントもらえていたのに対して、
6月からは43ポイントしかもらえません。
その損失は1ヶ月で218−43=175ポイントにもなります。
これを1年間で換算すると、
175×12=2100ポイントもの損失になるわけです。
今まで通り払っていたはずなのに、1年で2000円も損することになります。
あくまでこれは2人暮らしの場合の話ですが、仮に1人暮らしだったとしても、この半分かそれ以上の損失は必至でしょう。
これを聞いてもなお、そのままこのカードで払い続けますか?
僕は絶対におすすめしません。
楽天カードはなんで最近改悪が多い?
楽天カードといえば、つい最近ゴールドカードの改悪が行われてその価値がなくなったばかりですよね。
果たして楽天カードはなぜこんなにも改悪が多いのでしょうか?
楽天カードに限った話ではなく、最近、楽天グループのサービスでは改悪が相次いでいます。
楽天市場のSPUでは、ゴールドカードの+2%還元の廃止、楽天TVの+1%の廃止、SPU全体の還元率の低下など、
表面的なものでもかなり改悪が行われています。
これは一概に、楽天モバイルの業績が影響していると言われています。
モバイル事業にはそもそも莫大な経費がかかると言われていて、大手3キャリアはそれがあるために今まで携帯料金の値下げをためらってきました。
その中で楽天モバイルは、自社で基地局を建設し、4つ目のキャリアを築こうとしています。
もちろん莫大な費用がかかりますし、なにより利用者が増えるのかもわかりません。
そこで楽天モバイルは、利用料1年間無料という大がかりなキャンペーンを実施して知名度アップを試みました。
しかし、皆さんのイメージとしては、
「CMうざい」
「楽天だけど怪しく感じる」
「電波悪そう」
こんなイメージが少なからずあるのではないでしょうか。
そうなんです。これが根本的な改悪の原因でもあるんですね。
楽天カードに関してはコロナ禍でのオンラインの需要もあってかなり好調でした。
業績を見てみると非常に面白いデータがありました。
参考:https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/securities_info/
コロナ禍前の2019年度と比べて2020年度は売上高が1.3倍ほどに増えています。
2021年度第一4半期も好調のようなので、これからも需要は増えていくでしょう。
おそらく、ここでの好調を見越して、少しでも楽天モバイルにお金をかけたいがために行っているのでしょうね。
私たち消費者からするとがっかりしてしまいますが。
これらの理由があるために、楽天カードは改悪せざるを得なくなったのでしょう。
楽天カードが使えないなら何使ったらいいの?
さて、ここからが本題と言いますか、聞きたい方が多いところではないでしょうか?
楽天カードが使えないなら、それに変わる高還元率のカードを使う必要がありますね。
僕個人としては、マイルを貯めることをおすすめしているので、マイルが貯まるおすすめのカードだけ出したいのですが、そうではない方もいると思いますので、候補をいくつか上げていきましょう。
僕個人目線からのこれがいいんじゃないかなというおすすめは以下のとおりです。
- リクルートカード
- JALカード
- ANAカード
- (収入の高い人なら)SPGアメックス
聞いたこと無いカードもあるかと思いますが、解説していきましょう。
リクルートカード
あまり知名度がないのでなんやそれって思うかもしれませんが、割と昔からあっていいと言われ続けているのがこのリクルートカードです。
インディードやゼクシィ、スタディサプリなど様々なサービスを提供しているリクルートホールディングスの発行しているクレジットカードです。
このクレジットカードの特徴として、常時還元率1.2%であることがあります。
楽天カードの1%に対して、公共料金の改悪ぶんの0.2%まで足された還元率になってます。
貯まったポイントはPontaポイントに交換できたりもするので、使い方には困らないでしょう。
常時還元率が高いので、メインカードとしてもおすすめです。
JALカード、ANAカード
これに関しては、どっちのマイルを貯めたいのかの好みにはなります。
このカードを使って公共料金を払っておけば、毎月一定のマイルがどんどん貯まっていきます。
1%にするには年会費が少しかかるのですが、それでもマイルの価値を考えれば全然お得です。
ちなみに、もし学生で一人暮らしなのであれば絶対にこれです。
年会費無料でマイルが1%になります。
それに関してはこちらで解説していますので、ぜひぜひご覧ください。
マイルを貯めれば将来旅行に行けるかもしれないし、個人的にはこれが一番おすすめです。
これに関しては、他の記事で散々書いていますのでそちらを見ていただければと思います。
(収入の高い人なら)SPGアメックス
僕は残念ながら学生で安定収入が多くなく、作ることはできないのですが、
もし、収入がそれなりにあれば、SPGアメックスはベストな選択肢の一つです。
100円で1マイルの計算なのですが、ある一定のポイントを貯めて一気に交換すれば、1.25%の還元率を実現することが可能です。
僕はそもそもカードが作れないので何も言えないのですが、かなりいいカードだと思います。
まとめ:楽天カードから違うカードに今すぐ引き落としを変えよう
今回は楽天カードの公共料金改悪について解説しました。
正直ちょっと楽天カードは見損なっちゃった感はあります。
僕は楽天カードは楽天市場の買い物と楽天証券での積立購入にしか使っていません。
これから少しずつポイントが還元されない支払いが増えていく可能性は十分にあります。
今のうちにさっさと違うカードに変えてしまいましょう。
このサイトでは、マイルを貯める情報を多数発信しているので、よければご覧ください。
それでは今回もありがとうございました!
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