マイラーになると日常生活でいつも気にしてしまうのが、
「これってマイルにしたら何%だろう」
って人、いると思います。
今回は、そのマイルの還元率が高くなる決済の組み合わせについてまとめていこうと思います。
結論を述べておくと、
- 圧倒的なのは三井住友カードのタッチ決済
- 学生ならLINE Payで高還元
- 他にもマイル還元1%超えのサービスを駆使すればかなりマイルは貯まる
となります。
最近の決済業界はシェア争いで還元率アップの動きが強いので、うまく取捨選択しながら使っていけば非常に高いマイル還元率で生活できるようになります。
おいていかれないように活用していきましょう。
よくある決済手段まとめ
マイルの還元率を考えるうえで、やはり基準になるのは1%でしょう。
JALカードやANAカードを使ったときの最大の還元率は1%ですから、これを超えるか否か、そこが肝になります。
マイルの還元率を1%超えになるように使っていくには、お店で使える決済手段をなるべく網羅するように持っておくのが重要になります。
よくある決済手段としては、
- クレジットカード
- QRコード決済
- QUICPayやiDなど電子マネー決済
- SuicaやWAONなど電子マネー決済
などがあります。
今回は、この決済手段ごとで最強のものをまとめつつ、活用方法を解説していきます。
最大10%超え 現状最強のマイル乱獲手法 三井住友カードのタッチ決済
現状、どんな決済手段よりも還元率が高く、これ以上の成果はどうがんばっても出せないであろう手段がこの、
「三井住友カードのタッチ決済」です。
還元率は脅威のVポイント 7%
もしマイルに交換すれば、JALマイルで最大60%、ANAマイルで最大70%の割合になり、
JALマイル4.2% ANAマイル4.9%と頭がおかしいです。
この還元率になる対象のお店は、
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- すかいらーくグループの飲食店
- すき家
- サイゼリア
などたくさんありますが、アツいのはやはり飲食店の方ですね。
サイゼリアなんかはもともとめちゃ安いのに、カードをタッチしたらさらに還元と大盤振る舞いです。
コンビニは還元率が高くとも、商品の金額が高いので微妙なところがあります。
ただし、コンビニで買ってもいいオススメのものもたくさんあります。
詳しくはこちらでも解説しています。
(学生限定)QRコード決済最強 三井住友カード× LINE Pay
学生限定でQRコード決済を圧倒的な還元率で使う方法があります。
それが、三井住友カードをLINE Payと紐づけて使うやり方です。
三井住友カードでは、「学生ポイント」という学生限定のポイントアップの常時キャンペーンを行っていて、その中の1つに、
LINE Payのチャージ&ペイで三井住友カードを使うと3%のVポイント還元
というものがあり、これが最強すぎるのです。
これをマイルに交換すれば、
JALマイルなら最大1.8%、ANAマイルなら最大2.1%と脅威の還元率です。
LINE Payと聞くと、あまり使えなさそうなイメージですが、実は意外と使える店は多いです。
PayPayのQRコードを置いているお店があると思いますが、そのQRコード 実はLINE Payで読み取っても支払えます。
これだけでもかなりの小規模店舗を網羅できます。
ここで紹介している学生ポイントについては、こちらでも詳しく解説していますのであわせてどうぞ。
QUICPayで現状最強 セゾンパール・アメックス
電子マネーの一つである、QUICPayで現状1番高い還元率を出せるのがこのセゾンパール・アメックスです。
セゾンパール・アメックスをApple PayやGoogle Payなどに追加し、QUICPayで決済すれば、
2%相当の永久不滅ポイントが付与されます。
これもまた、マイルに交換すると、
JALマイルなら、最大1.2% ANAマイルなら最大1.4%と、ふつうにJALカード、ANAカードを使うより断然高いです。
このセゾンパールの2%相当還元は、年間で30万円の支払いまでという制限があります。
ただし、これよりも還元率が高い三井住友カードなどを併用しながら使っていれば、そこまで問題にはならないでしょう。
QUICPayはなによりも、決済音が特殊で面白いです。
詳しくはこちらでも解説しています。
イオン系ならこれ一択 WAON × JALカード
電子マネーの一つである、WAONはJALカードと紐づけるのが結局最強になります。
イオンはわりとJALと仲が良いので、ANAは同じようなサービスはやっていません。
JALマイレージバンクを作ったときにもらえる、JMB WAONというカードがあるんですが、このカードをJALカードに紐づけてチャージすれば、1%のJALマイルが付与されます。
これに加え、JMB WAONで支払うと、200円につき1マイル、つまり0.5%のマイルがつくため、実質的なJALマイルの還元率は1.5%になります。
とくにイオンだと、QRコード決済はイオンペイ意外完全に封鎖されており、別で高還元の手段を用意しておく必要があります。
また、交通系電子マネーなどは使えますが、お客様感謝デー5%オフの特典が受けられないため、WAONに強みがあります。
JR使うならこれ モバイルSuica×JALカードSuica
関東圏でJRをよく利用するならマイル還元率を上げる選択肢として、
モバイルSuica × JALカードSuica
です。
これだとJALマイルだけやないかと言いたくなりますが、残念ながらそうなんです。
ANAマイルだと全然還元率上がりません。
その理由はJALカードSuicaが強すぎるのが原因です。
JALカードSuicaをモバイルSuicaに紐づけて使うと、
- チャージで1.5%のJREポイント
- モバイルSuicaで乗車して2%のJREポイント
- 定期券を買うと最低5%還元、ゴールドなら脅威の6%還元
があるからです。
これらの還元を受けたときのJALマイルの還元率は、
- チャージで1%JALマイル
- 乗車で1.33%JALマイル
- 定期券購入で、3.33%〜4% JALマイル
とかなりの還元率になります。
ANAカードも同じような、ANA VISA Suicaカードというものがあるんですが、これは上に挙げているJREポイント還元の対象外です。
最大で1%のANAマイルしかたまらないので、いたってふつうです。
JALカードSuicaの圧倒的な強みについてはこちらでも解説しています。
これら決済で貯まったポイントのマイル交換
これまでに解説してきた決済では、直接マイルが貯まらない手段も多いです。
それらで貯まったポイントをマイルに交換するためのルートをまとめておきます。
三井住友カードで貯まるVポイントは、Tポイントとの統合であらゆるルートが開通したため、マイルの交換も抜群によくなりました。
ANAマイルに最大の交換割合で交換するには、JRキューポから永久不滅ポイントに至る段階で、JQセゾンカード、そして永久不滅ポイントからANAマイルに交換する段階でみずほマイレージクラブセゾンが必要になります。
JQセゾンカードはわりと簡単にゴールドカードが手に入るコスパのよいカードなので持っておくメリットは十分ありますよ!
JQセゾンのゴールドカードについてはこちらでも解説しています。
決済手段別 マイル還元率まとめ
最後に、これまでにまとめてきた決済手段、それぞれの還元率をまとめておきます。
決済手段 | 手法 | 使うカード | pt還元率 | JALマイル | ANAマイル |
---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | タッチ決済 | 三井住友カード | 7%〜20% | 4.2%〜12% | 4.9%〜14% |
QRコード決済 | LINE Pay | 三井住友カード | 3% | 1.8% | 2.1% |
電子マネー | QUICPay | セゾンパール・アメックス | 2% | 1.2% | 1.4% |
商業系IC | WAON | JALカード | - | 1.5% | - |
交通系IC | Suica | JALカードSuica | - | 2%〜4% | - |
JALカードやANAカードで無難に1%還元を取らずともかなりの高還元で利用できることがわかりますね。
ANAマイルについては、すこしIC系で価値を出せなかったのですがすみません。
まとめ:お店ごとの高還元サービスを駆使してお得にマイルを貯めよう
今回は、JALカードやANAカードの1%の還元率を超える高還元のサービスについてまとめてきました。
結論をまとめると、
- 三井住友カードのタッチ決済は現役で最強の手段
- LINE PayやQUICPayなど、細々としたところで高還元が取れるのでわすれず回収
- WAONやSuicaは独自のクレカ特典でお得に
となります。
お店ごとに高還元のサービスが大きく変わってくるので、うまく使い分けながら使っていきたいですね。
それでは今回もありがとうございました!
コメント ご意見、間違いなどありましたらコメントをお願いします。