SBI証券でクレカ積立といえばなにが思いつくでしょうか?
おそらくほとんどの方が三井住友カードを思い浮かべるでしょう。
実は三井住友カード以外にもクレカ積立できるカードが存在します。それが東急カードです。
今回は東急カードを使ったクレカ積立について解説していきます。
結論から言うと、
- 東急カードは三井住友カードゴールドよりもお得に積立可能
- 29歳以下ならいつでも還元率1%超え
- 三井住友カード積立をやっていないならオススメ
このようになります。
東急カード積立は全然知られていませんが、このために東急カードを持っていてもいいくらいお得なサービスになっています。
まだSBI証券で積立をやっていない方はぜひ参考にしてみてください。
東急カード積立の詳細 使えるカード
SBI証券では、東急カードを使って投資信託の積立をすることができます。
対象となるクレジットカードは、東急カード株式会社が発行するカードのみが対象となります。
今回のクレカ積立で恩恵を受けることができるクレジットカードは、
- TOKYU CARD Club Q JMB
- TOKYU CARD Club Q JMB ゴールド
この2枚になります。
東急カードは提携カードとしてJALカード TOKYU POINT ClubQや、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOなどがありますが、
これらのカードは発行会社が東急カードではないので東急カード積立の対象外になります。
対象のカードを見分けるのが少し難しいですが、かなりお得な積立になっていますので見逃せません。
SBI証券×東急カードでもらえるポイント
東急カードでの積立は、他のクレジットカードと同じで50,000円までとなっており、投資信託の購入が可能です。
積立によるポイント還元は、条件を満たすことでポイント倍率が上がる楽天のSPUのような仕組みになっていて、
基本は0.25%相当のポイント還元なのですが、これに加えて
- ○カードがゴールドか通常か
- ○TOKYU ROYAL CLUBのランク
- 東急カードの年間利用額
- ○毎月のクレカ積立額
- SBI証券の投資信託残高
- ○年齢
これらの条件を達成することでポイント還元率が上がります。
この達成条件ですが、○がついている項目は比較的簡単に達成できます。
自分の年齢は変えられませんが、29歳以下の方は特に還元率が上がりますので必見です。
実際に自分が何%の還元率で積立できるかは以下のサイトでシュミレートできます。
ゴールドカードなら12月まで+1.75%、普通カードなら0.25%
カードのランクによってポイントの倍率が上がります。
2022年12月までは、ゴールドカードだと+1.75%、普通カードでも+0.25%になります。
それ以降でもゴールドカードだと+0.75%になるので、ゴールドカードを持っているならSBI証券は東急カード一択といえるでしょう。
普通カードを持っているだけでポイント還元率が上がるのは2022年12月までの期間限定です。
ぜひともポイント還元率の高い今のうちに設定してみてください!
TOKYU ROYAL CLUB のランク→シルバー+0.25%は簡単に達成可能
東急では航空会社のステイタスに似た制度であるTOKYU ROYAL CLUBがあります。
このランクを上げることでポイント還元率が上がります。
一番上のプラチナで1.5%、クリスタルで0.5%、ゴールド、シルバーだと0.25%還元率が上がります。
この名前の付け方も航空会社のステイタスにそっくりです。
東急ガチ勢じゃないと達成できなさそうな感じがしますが、実はそんなことはありません。
シルバー会員には簡単になることができます。
具体的には、TOKYU ROYAL CLUBの以下の条件を達成すればOKです。
- 東急カードでPASMOのオートチャージサービスを設定
- クレカ積立を月10,000円以上設定
- 東急不動産や東急建設の株を1株以上購入(約600円)
この3つを達成するだけでシルバー0.25%還元になります。
PASMOのオートチャージ設定に関しては、設定するだけでいいのか、実際に毎月チャージされないといけないのか明記されていません。
チャージが必要な場合、関東圏以外だと達成するのは厳しいでしょう。
最初の作業だけ少しだるいですが、一回設定すればそれ以上はなにもしなくていいのでやる価値は高いといえるでしょう。
ただ、これ以上の還元率を求めるとクリスタルまで上げる必要があり、クリスタルは東急ガチ勢じゃないと厳しいラインになっています。
シルバーで0.25%アップするのが一番妥当でしょう。
東急カードの年間利用額→200万以上で0.25%
これは無理に達成する必要もないと思います。
東急カードの年間利用額が200万円を超えると0.25%ぶんポイント還元率が上がります。
東急カードをメインで使うならば達成できる可能性はありますが、200万円の決済を達成できてやっと0.25%というのは少し労力に見合わない感があります。
東急カードの還元率は1%なのでメインカードとして使うのも悪くはないですが、この積立のためだけにメインカードにするには特典が少ないのでもったいないでしょう。
毎月のクレカ積立額→50,000円にすると+0.25%
クレカ積立を最大金額の50,000円に設定するとポイント還元率が上がります。
これは設定金額を最大にするだけなので誰でも達成できますね。
50,000円にすればもらえるポイントも最大化できるのでこれをやらない手はありません。
SBI証券の残高→500万円以上で0.25%
もしSBI証券に500万円以上の残高があればさらにポイント還元率を上げることができます。
これに関しては解説の必要もないでしょう。
年齢→29歳以下なら+0.5%、30代なら+0.25%
年齢で分けるのはどうなんだろうと思いますが、29歳以下だと0.5%、30代だと0.25%のポイントがプラスで付与されます。
より若い人のほうがこれからも長くお金を入れてくれるだろうということかと思いますが、年齢で分けるのってあまり聞こえはよくないですよね。
29歳以下なら最低でも1.5%還元、ゴールドカードなら3%還元に
これまでの項目をふまえ、誰でも達成できる項目だけで還元率を計算すると、
29歳以下だと、
- ベースポイント0.25%
- ゴールドカード1.75%または普通カード0.25%(2023年以降はゴールド0.75%のみ)
- TOKYU ROYAL CLUB シルバー0.25%
- クレカ積立5万円で0.25%
- 29歳以下は無条件で0.50%
なので合計すると、普通カードでも1.5%、ゴールドカードなら3%分のポイント還元になります。
毎月普通カードだと750ポイント、ゴールドカードだと1,500ポイントが入ることになります。
三井住友カードだとゴールドカードでも1%のポイント還元なので東急カードの普通カードでも還元率が勝っていることになります。
今からクレカ積立を始めるなら東急カードのほうがお得といえるのではないでしょうか?
SBI証券×東急カードの注意点
東急カードを積立に使う上で注意点が一つあります。
それが、
- 三井住友カードと東急カードの積立が同時にできない
ことです。
三井住友カードを積立ですでに設定している場合、一旦解除してから東急カードを設定する必要があります。
どちらか一方しか使えないので、すでに三井住友カードで投資信託をしている方にはオススメできないといえるでしょう。
ただ、東急カードの還元率は三井住友カードよりも高いので、積立の方法を変えるというのも一つの手ではあります。
手間はかかりますが、これからもらえるポイントがだいぶ変わってきますからね。
SBI証券、東急カードを持っていないなら
今回のSBI証券×東急カードでは、もちろんSBI証券の口座と東急カードが必要になります。
もしこれらの証券、クレジットカードを持っていないなら、ポイントサイトからの申込が一番オトクです。
ポイントサイトでも一番のオススメはやはりmoppyです。
moppyはポイントサイトの中でももらえるポイントが特に多く、さらに交換先も豊富で使いやすいです。
SBI証券と東急カードはmoppyでの還元率がかなり高いです。
SBI証券は口座を開設して50,000円入金するだけで10,000ポイント超えのポイントがもらえることが普通にあるので絶対にポイントサイトから作るべきです。
東急カードに関しても5,000ポイント超えのことが多いので、SBI証券と東急カードを合わせると15,000ポイント以上もらえることもザラです。
もし口座を持っていないならぜひともmoppyから作ってみてください。
まとめ:東急カード積立は穴場だが高還元
今回は、SBI証券の東急カード積立について解説しました。
結論をまとめると、
このようになります。
三井住友カードでゴールド修行を一生懸命やってクレカ積立の還元率1%を達成するよりも、東急カードを発行して1.5%還元で積立するほうが圧倒的に簡単です。
SBI証券のクレカ積立で悩んでいる方はぜひやってみてください。
それでは今回もありがとうございました!
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