出費一切なしでマイルを貯めることができたらこんなにうれしいことはないですよね?
実は様々な方法を駆使することで年20000マイルを稼ぐことができるんです。
お金をかけないでと言うと、怪しく感じてしまいますが、本当に実現可能です。
結論から言うと、
- すべて網羅するのは大変だが、一度設定してしまえば年20000マイルを出費無しで達成できる
- メインの方法は投資信託のクレカ積立によるポイント、その次にANAでんき
今の時代マイルを貯めることは誰にでもできることに変わってきています。
ぜひこの方法をマスターして何もせずにマイルを貯めてみてください。
何もせずにマイルを貯めるとは?
ここでいう何もせずにマイルを貯めるというのは、
お金をかけずに、かつ面倒な作業なしにマイルを貯めることを言うことにします。
実際にはお金を使っているところがありますが、お金をほぼ減らさずに戻すことができるのでお金をかけていないことにしています。
今回の何もせずにマイルを貯める方法を最大限発揮するには、
大量のクレジットカード、証券口座、銀行口座が必要になります。
正直言うと、重度のポイ活オタクでない限りこれをすべて達成することはできません。
自分にできるところからやってみて、余裕ができたら手段を増やしていくのがいいでしょう。
一気に全部やり始めるものではありません笑
何もせずにマイルを貯める方法
実際に何もせずにマイルを貯める方法としては、
- ネット証券のクレジットカード積み立て
- ANAでんき
- 銀行の振込や口座引落など
- ECナビでのPeXからTポイントへの交換 ※ 2022年4月から不可
大きくこの4つがあります。
これらを駆使することで毎年出費をせずに20000マイルほどを貯めることができます。
このマイルはANA,JALで分散はしてしまうのですが、20000マイルと言うと、東京から宮古島などの距離の長い区間の国内線往復分のマイルに相当するマイル数です。
ちなみに、このマイルの計算方法については、他社のポイントで50%の割合でしか交換できないものは50%で、60%以上で交換できるものはすべて一律60%で計算しています。
厳密に言うと、ANAマイルは70%で交換できるポイントも存在しますが、公平に計算するために60%にしています。
なのでANAマイルだけを貯めるという場合はこれ以上のマイルを貯めることもできるということです。
何もせずに旅行の交通費が浮いてしまうので、非常に美味しいですよね。
それぞれ確認していきます。
①ネット証券のクレジットカード積み立て
これがかなり大部分のマイルを占めます。
ネット証券でクレジットカード積立をすることでマイルに交換可能なポイントを貯めることができます。
クレジットカード積立ができるネット証券は、
SBI証券、楽天証券、tsumiki証券、セゾンポケット、auカブコム証券の5つです。
それぞれ
- SBI証券は三井住友カード
- 楽天証券は楽天カード
- tsumiki証券はエポスカード
- セゾンポケットにはセゾンカード
- auカブコム証券にはau PAYカード
これらが必要になります。
どれも持っていない方からすると、この時点で証券口座5つ、クレジットカード5枚を発行する必要があります。
証券口座は何個一気に作っても問題ないですが、クレジットカードは一気に4枚申し込んだらアウトです。
焦らず少しずつ増やしていくのがいいでしょう。
このクレカ積み立てにより、毎月25万円の資金が必要になりますが、もしそこまで投資できない場合は毎月売却をすれば問題ないです。
とりあえずクレジットカードで引き落とされる25万円が銀行口座にあればいいのです。
1ヶ月もあれば次の支払いの25万円を売却して戻すことができますので、実質的にお金はかかりません。
売却という手間が生じますが、1ヶ月に一回証券を開いて売却を押すだけなので、ほとんど作業はないと言っていいでしょう。
これらの作業を行うことで、
- SBI証券では250ポイントのVポイント
- 楽天カードでは500ポイントの楽天ポイント
- エポスカードでは250ポイントのエポスポイント(最大)
- セゾンカードでは50ポイント(250円相当)の永久不滅ポイント
- au PAYカードでは500ポイントのPontaポイント
これらが付与されることになります。
このクレカ積み立てで得られたポイントをすべてマイルに交換すると、
月当たり400ANAマイルと250JALマイル、どちらにも変えられる300マイル相当のポイントが獲得でき、
合計で月950マイル、年間で11,400マイルを獲得することができます。
それぞれの証券口座ごとのクレジットカードの積み立てについて詳しい解説はこちらの記事で解説していますので、よろしければご覧ください。
②ANAでんき
ANAでんきは正真正銘の何もせずにマイルが貯まる方法です。
最初の切り替え作業さえ行えば、後は電気代を払い続けるだけでマイルがもらえるのです。
前提条件として、何かしらのANAカードを所有している必要があります。
ANAでんきを契約して電気料金を払い続ければ、毎月300ANAマイルが貰えます。
ANAカードを持っていない場合はもらえるマイルが300マイルから200マイルに下がってしまうのでANAカードは必須です。
さらにこれに加えてクレジットカードのポイント、マイルもつくのですが、ここではクレジットカードの支払い分は含みません。
正直こんなに楽にマイルが貰えるサービスは他にないと思います。
こちらの記事で他の電力会社でマイルがもらえる電力を解説しているのですが、もらえるマイルの量が桁違いなのです。
これはマイラーのみならず、もはや全人類が契約してもおかしくないお得さです。
毎月300ANAマイルがもらえるので、年間で3600マイルを増やすことができます。
③銀行の振込や口座引落など
ネット銀行を活用することにより、普段の振込や口座引落でマイルを貯めることができます。
マイルが貯まりやすい銀行として、JAL NEOBANK、V NEOBANK、住信SBIネット銀行、スルガ銀行ANA支店などがあります。
JAL NEOBANKでは、定額自動入金を利用することで毎月20JALマイルを獲得できます。
JAL NEOBANKやJAL Global WALLETについてこちらで詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。
V NEOBANKは他行から1万円以上の振込を5回することで毎月150ポイントのTポイントを獲得できます。
他行から振込5回は少々ハードルが高いですが、楽天銀行の無料枠や、今の場合みんなの銀行のプレミアムサービスの振込10回無料を利用することで5回の振込は達成可能です。
みんなの銀行についてはこちらで解説していますのでぜひご覧ください。
携帯料金について解説していますが、このキャンペーンは終了してしまいました。
しかしながら、振込10回無料の特典は非常に役に立ちます。
住信SBIネット銀行でも、定額自動入金をすることで毎月30ポイントのスマプロポイントがもらえ、500ポイント以上貯まると200JALマイルに交換することが可能になります。
スルガ銀行ANA支店では、給与の受け取りをこの口座で行うことにより毎月50ANAマイルを貰うことができます。
そのため、これらの銀行を最大活用すると、
以下のような流れにより、毎月50ANAマイル、32JALマイル、どちらにでもできる90マイルで合計月最大172マイルを獲得することが可能になります。
給与→(給与振込)→スルガ銀行ANA支店→(定額自動入金)→JAL NEOBANK、住信SBIネット銀行
みんなの銀行→(振込×5)→V NEOBANK
これにより年間で2064マイルを獲得することが可能です。
給与の振り込みがスルガ銀行に指定できない場合はこのようには行かないですが、あくまでもこの値は最大値です。
もし給与振込が指定できない場合は、ANAマイルが年600マイルマイナスになります。
④ECナビでのPeXからTポイントへの交換
これは少し作業が必要になりますが、毎月マイルが増えていくことには変わらないので載せています。
ECナビで毎月2件の案件を利用して、PeXのポイントからTポイントへの交換を行うと、
最大毎月800ポイントがもらえます。
20000円分のポイントを交換することで800円分のポイントが貰えるようになります。
Tポイントは以下のルートをたどることでPeXのポイントに戻すことが可能なので、実質的にポイントを減らすことなく毎月800ポイントを増やすことができます。
Tポイント→JRキューポ→Gポイント→ワールドプレゼントポイント→PeXポイント
この過程で必要になるのが、JQカードとワールドプレゼントポイントが貯まるポイントです。
JQカードは種類を問わずどれかを発行すればよく、ワールドプレゼントポイントが貯まるクレジットカードは地方銀行などのクレジットカードなどで持っているかもしれません。
Gポイントはこちらのサイトから登録できます。
この2枚があれば毎月ほとんど作業をすることなく800ポイントを増やすことができ、
マイルとしてはJAL、ANAどちらでも交換できるポイントが480マイル手に入ります。
年間にすると5760マイルが獲得できることになります。
ECナビへの登録はこちらからどうぞ!
注意点として、この方法は2022年3月のワールドプレゼントポイントの制度変更に伴いできなくなる可能性があります。
もしこのためにクレジットカード発行などを行う場合、この方法ができなくなる可能性があることを理解した上で行ってください。
すべてのマイルの合計
さて、これらのマイルをすべて合計すると、
①11,400マイル+②3,600マイル+③2,064マイル+④5,760マイル=22,824マイルをほぼ何もせず獲得できるようになります。
これらの内訳は以下のようになります。
マイルの種類 | ①クレカ積み立て | ②ANAでんき | ③銀行 | ④ECナビ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
ANAマイル | 4800 | 3600 | 600 | 0 | 9000 |
JALマイル | 3000 | 0 | 384 | 0 | 3384 |
どちらにもできるマイル | 3600 | 0 | 1080 | 5760 | 10440 |
このように、ANAマイルの比率が高いですが、どちらのマイルにも交換できるマイルがほとんどを占めています。
これにより合計約20000マイルを年間で手にすることができるのですが、
今までの記事を見てもらうとわかるように、まずこれをすべて実現するのはかなり難しいでしょう。
これをすべて達成していたらとんでもない金融オタクです。
すべての条件を達成するには、最低でも6枚のクレジットカード、5つの証券口座、4つの銀行口座が必要になります。
すでにいくつか口座やクレカを持っている場合は話が早いですが、使っていない人の場合準備に相当時間がかかります。
重度のマイルオタク向けの話であることはご承知願います。
まとめ:何もせず年20000マイルを設定するのは時間がかかるが不可能ではない
今回は、何もせず年20000マイル稼ぐ方法について解説してきました。
最初の下準備が大変ですが、一度完成させたらその後は毎月マイルがどんどん増えるようになります。
参考になるかはわかりませんが、少なくともどれかをかいつまんで実践することは難しくないと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
それでは今回もありがとうございました!
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