大学生でJALカードnaviを使っている人も多いでしょう。
大学生の特権がフルに生かされたクレジットカードの一枚で、年会費無料でマイル還元率1%、特典航空券の割引など、頭がおかしいとしか言えないクレカです。
今回は、そんなJALカードnaviの特典の一つ、国内線特典航空券が片道3000マイルで乗れることについて深堀りしていきます。
この記事を見てもらえると、
- JALカードnavi会員がどの路線に乗ったらお得にマイルが使えるかわかる
- 比較対象は普通運賃とスカイメイト
- 大学生ならマイルを国際線で使うよりも国内線の方がお得になる可能性が高い
- JALカードnavi会員なら大学卒業までに絶対使うべき
このようなことがわかります。
正直、JALカードnaviはお得すぎてJALのほうが赤字にならないのかなと不安になってしまいます。
そう言いたくもなるほど、JALカードnaviはとんでもなくお得な一枚です。
それでは見ていきましょう。
もしまだJALカードnaviを持っていないという方はこちらの記事でJALカードnaviの素晴らしさを解説していますのでぜひご覧ください。
今回の情報は2021.09現在の運賃から計算しています。
大学生以外の方向けの特典航空券の比較はこちら!
JALカードnaviの国内線特典航空券
このカードを持っている方はほとんどがご存知かと思いますが、JALカードnaviの国内線特典航空券について軽く解説していきます。
普通にJALで国内線特典航空券を予約した場合、片道あたり6000マイルから10000マイルが必要になってきます。
これがJALカードnaviというクレジットカードを所有していた場合、
片道あたりに必要になるマイルが3,000マイルに割引されるのです。
単純計算で6000マイルの区間であったとしても半額ですし、7500マイルの区間なら60%割引で飛行機に乗れるというわけです。
この特典はJALカードnaviにしかないもので、
もし大学や専門学校を卒業したあとになってしまったら、どれだけステイタスの高いクレジットカードを持っていたとしても、navi会員と同じ特典の割引は一生受けられません。
これがJALカードnaviの国内線特典航空券の割引を大学生のうちに必ず使っておくべき理由になります。
もしJALカードnaviってなに?という方はこちらの記事を見ていただければと思います。
1マイルの価値の比較方法
さて、実際に運賃とnavi特典での特典航空券とではどれだけお得なのかを比較していきます。
今回の比較対象は普通運賃にプラスして、26歳未満限定のスカイメイトという料金との比較も同時に行いました。
26歳未満の場合、直近で予約するにはこれが最も安い金額になります。
おそらく最も安いのは約3ヶ月前に実施されるタイムセールを利用することなのですが、かなり早くから予約する必要がありますし、予約変更ができないというデメリットもあります。
今回はnavi会員特典に特化した比較ということで、20歳前後で予約可能な運賃である、
普通運賃とスカイメイトで比較を行うことにします。
また、今回は、2021年11月以降に実施される空港施設使用料の追加マイルを含めたマイル数で計算しています。
こちらの記事でその内容について詳しく解説しています。
対象外区間
navi会員限定の国内線特典航空券の割引は対象外の区間があります。
ほとんどのJAL運航便が対象になるのですが、
フジドリームエアラインズ、天草エアライン、ジェットスター・ジャパンとのコードシェア便は対象外になります。
そもそもこの3つのエアラインに関してはそもそも特典航空券を予約することができないので間違うことはないと思います。
ただし、せっかく乗りたいと思っていた路線が実はフジドリームエアラインズのJALとのコードシェア便だったということがあり得るので注意が必要です。
コードシェア便であってももとより運行している航空会社が違う場合は特典航空券を予約することはできないので注意です。
1マイルの価値を計算してみた
それではマイルの価値を計算してみます。
計算した結果は以下のようになりました。もちろん全て単位は円です。
上に写真を上げていますが、少し画質が悪いので、PDFファイルを貼り付けています。
今回は、普通運賃については1マイル13円以上になったものを赤、
10円以上になったものを黄色で表しています。
スカイメイトの運賃については、1マイル5円以上のものだけ赤で表しています。
普通運賃との比較で最大となったのは福岡=札幌間で1マイルあたり17.3円でした。
前回の比較でも一位だったのですが、やはりこの区間は強いです。
しかし、そもそもこの区間に関してはANA、JALのもともとの値段設定がおかしいところがあります。
正直、普通運賃60000円する区間にはまず乗らないですよね。
しかもこの区間に関してはpeachやスカイマークなどのかなり安い値段で乗れる料金が存在するので、最大とはいえそこまで価値は高くないのが現実です。
スカイメイトでの価値が最も高くなっていたのは福岡=花巻間の路線でした。
また、全体でマイルの価値の平均値を取ると、JALカードnavi会員としての1マイルの価値が計算できます。
普通運賃と比較したときの1マイルの価値は1マイルあたり9.89円
スカイメイトと比較したときの1マイルの価値は1マイルあたり3.98円
という結果になりました。
仮に当日券で飛行機に乗ったときと比較しても1マイルの価値は4円ほどの価値が出るということになります。
しかし当日券は席に空きがないと乗れない可能性もありますので、そのリスクを考えると1マイル4円と考えるのは安く見積もりすぎでしょう。
前日までに予約をすることを考えて、1マイル5円以上の価値は期待していいでしょう。
どこをとってもマイルの価値が飛躍的に上がっていることがわかりますね。
さて、これらから乗ると最もお得になりそうな路線を考察していきましょう。
マイルで乗るべき最強路線
確実にナンバーワンの価値を誇る路線は福岡=花巻間です。
正直に言いますが、これがマイルの価値で言うと最強の路線です。
福岡花巻路線は他の航空会社を含めてJALの一日一便のみしか運行していません。
他の航空会社にない独自の路線であるかつ、スカイメイトでの比較のマイルが一番高いため、周りに敵がいない一強状態です。
福岡=花巻間で現金を支払って便を予約するとどれだけ早く予約しても2万円前後、直前になると5万円近くします。
福岡=花巻路線をもし使う予定があるなら絶対に特典航空券を使ってください。
これ以外の路線で、LCCがなく、マイルの価値が圧倒的に上がるのは、
- 大阪=函館
- 大阪=三沢
- 大阪=種子島
- 大阪=屋久島
- 大阪=徳之島
- 福岡=仙台
- 札幌=広島
- 鹿児島=徳之島
- 鹿児島=沖永良部島
- 鹿児島=与論島
このようになります。具体的には、普通運賃との比較が13円以上またはスカイメイトが5円以上のいずれかを満たす路線でLCC路線の設定がないものを取り出しています。
しかし、先ほど解説したように1マイルが平均でも4円以上になることはほぼ間違いなさそうですから、
マイルの価値が高い上記の路線以外でも明らかに普通に現金を払って乗るよりもお得なことには変わりません。
普通に6000マイルや7500マイルを支払って乗るときの価値についてはこちらで解説しているのですが、見違えるように1マイルの価値が上がっていることがおわかりいただけるかと思います。
navi会員ならお得な区間とかそのような野蛮な事を考えなくてもとんでもなくお得になるので心配する必要はなさそうです。
JALカードnaviを作るならmoppyがおすすめ
もしこの記事を見て、JALカードnaviを作りたいと思ってもらえたなら、
moppyでこのカードを作るのをおすすめします。
moppyは最も大手で信頼できるポイントサイトとも言えるサイトの一つです。
moppyを経由してJALカードnaviを作成するとそれだけで往復の航空券が予約できるほどのマイルが貯まることが多いです。
具体的には時期によって若干ばらつきがありますが、moppyに新規入会してJALカードnaviを作って、入会ボーナスの2,000ポイントを獲得すれば、ほぼ一回分旅行するマイルが獲得できます。
さらに、JALカードnaviを作成すると、カードが届いて数日後に2000マイルが付与されます。
大学生でJALカードnaviを持っていないのならば、今すぐにでも作ることをおすすめします。
JALカードnaviは学生という特権を最大限活かした究極の一枚です。
大学生の方はぜひ気づいたら作ってみるのをおすすめします。
何よりここで強調したいのは、JALカードnaviは大学生限定なので、卒業してしまえばもう一生作ることができないということです。
大学2年でこのことに気づいたぼくは入学してすぐにこれに気づいて作れなかったことをとても後悔しています。
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まとめ:正直どこで乗ってもnavi会員ならお得
今回は、navi会員限定の国内線特典航空券割引について解説してきました。
特にお得な路線をピックアップはしましたが、先ほどの表からわかるように、1マイルの価値が1円を切ることはありません。
どこで乗ったとしてもかなりお得になるのは間違いなさそうです。
navi会員はカードを持っているだけで国際線並みにお得にマイルを交換できるカードなので、持っている方は卒業してしまう前に特典をどんどん活用していきましょう。
もし持っていないのなら、JALカードnaviを作るだけで一回旅行に行けるmoppyへの登録はこちらからどうぞ!
それでは今回もありがとうございました!
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